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一人暮らしで楽器演奏したい人必見!演奏できる物件の探し方を解説

音楽 2021.10.27
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「楽器演奏ができる一人暮らし向けの物件を探したい」と思っていませんか?

実は、楽器演奏が許可されている一人暮らし向けの物件には以下の3種類があります。

楽器可物件

①時間や楽器の種類に制限のある物件

完全な防音設備があるわけではないが、常識の範囲内の時間で演奏が可能。楽器の種類によっては、演奏を禁止されている。

※遮音:完全防音ではないものの、空気中で伝わる音を遮断して外へ音が響かないようにすること。

②時間、楽器の制限がない防音完備物件

部屋の防音設備が整っている物件のこと。もしくは部屋全部が防音にはなっていないものの、防音室が設置されている物件。24時間好きなタイミングで演奏可。

 

楽器相談可物件

防音構造ではない一般的な賃貸物件で、大家さんの厚意で楽器演奏が許可されている物件のこと。楽器可物件のように、遮音性がないケースが多い。

 

ただし、この2つの物件には持っている楽器や、演奏頻度などによって向き不向きがあります。

自分に合う楽器許可物件はどれなのかを知っておかないと、「思ったより防音できていない…」「自分にはオーバースペック過ぎて家賃を支払うのが大変…」という事態になりかねません。

 

そこでこの記事では以下の内容を解説していきます。

 

▼本記事の内容

  • 楽器演奏をしたい一人暮らし向け物件2つ
  • 一人暮らしで「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」に向いている人
  • 一人暮らしで「楽器相談可物件」に向いている人
  • 一人暮らしで「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」に向いている人
  • 一人暮らしの「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」「楽器相談可物件」の中から防音性の高い物件を選ぶ5つのポイント
  • 一人暮らしの「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」を選ぶ際の2つのポイント
  • 一人暮らし物件を内覧する際に音漏れしないか確認するための3つのチェックポイント

本記事を読むことで、楽器演奏できる物件や自分にあう物件がわかるだけでなく、より防音性の高い物件を選ぶためのポイントを知って、物件探しで役立てられますよ。

 

ぜひ最後までお読みください。

 

1.楽器演奏をしたい一人暮らし向け物件2つ

楽器演奏をしたい人は、「そもそも楽器演奏が許されている」物件にはどのようなものがあるのか知ることで、物件を探しやすくなりますよ。

 

本章では、楽器演奏をしたい人向けの一人暮らし物件を3つご紹介します。

 

楽器演奏をしたい一人暮らし向け物件は以下の2つです。

▼楽器演奏をしたい一人暮らし向け物件2つ

  • 楽器可物件
  • 楽器相談可物件

 

1-1.楽器可物件

楽器可物件とは楽器演奏が許可されている物件のことで、さらに「時間や楽器の種類に制限のある物件」「時間も楽器も制限なしの防音完備物件」の2つにわかれます。

 

▼楽器可物件には2種類ある

【①時間や楽器の種類に制限のある物件】
遮音(※)ができる構造だが、完全な防音設備があるわけではない。
そのため常識の範囲内で演奏可能時間が決められている(10:00〜21:00まで、など)。

またピアノやバイオリン、イヤホンに接続できるような楽器は許可されているが、楽器の種類によっては演奏を禁止される可能性がある。たとえば、打撃音が響いてしまうドラムや、比較的音量の大きい金管楽器は禁止、など。

※遮音:完全防音ではないものの、空気中で伝わる音を遮断して外へ音が響かないようにすること。

【②時間、楽器の制限がない防音完備物件】

部屋の防音設備が整っている物件のこと。もしくは部屋全部が防音にはなっていないものの、防音室が設置されている物件のことをいう。

楽器の音や人の話し声などの「空気音」、ピアノのペダルの振動やドンドンと歩く場合に発生する「個体音」のいずれも軽減するように作られているため24時間好きなタイミングで楽器演奏が可能。

楽器の制限はないケースが多いが、家賃は高い傾向にある。

 

1-2.楽器相談可物件

「楽器相談可」物件とは、防音構造ではない一般的な賃貸物件で、大家さんの厚意で楽器演奏が許可されている物件のことです。楽器可物件のように、遮音性がないケースが多い傾向にあります。

 

特徴は以下のとおりです。

▼楽器相談可物件の特徴

  • 空室リスクを避けるために「楽器相談可」という条件を後付けしたケースが多い。
  • 防音性、遮音性は「楽器可物件」に比べ劣っている。
  • 楽器可物件と同じく、楽器を演奏していい時間帯が決められていることが多い。
  • 「騒音トラブルの責任はすべて入居者が負う」などと定められていることも多い。
  • 防音性には優れていないケースが多いため、ほかの入居者に音漏れしてしまい、クレームが来たり、最悪の場合は楽器演奏が禁止されてしまうこともある。

 

2.一人暮らしで「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」に向いている人

楽器演奏が許可されている物件2種類をご紹介しましたが、ご自身がどの物件に向いているのか判断が難しいですよね。

そこで2章〜4章では、「楽器可物件」「楽器相談可物件」それぞれに向いている人の特徴を紹介していきます。

ご自身がどれに当てはまるのか、特徴を比べて判断してくださいね。

まずは「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」に向いている人について解説していきます。

▼「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」に向いている人

  • 早朝、深夜に楽器演奏しない人
  • 音が響きにくい楽器やイヤホン接続できる楽器を演奏する人

2-1.早朝、深夜に楽器演奏しない人

「楽器可物件」に向いている人の1つめの特徴は「早朝、深夜に楽器演奏しない人」です。

 

ほとんどの楽器可物件は演奏していい時間帯が決まっていることが多く、早朝や深夜は多くの場合、演奏が禁止されています。なぜなら楽器可物件は完全に防音できる物件ではないためです。その為、入居者が寝ているような時間帯に楽器を演奏すると、「深夜や早朝に楽器演奏の音で寝れなくなってしまった…」という苦情が発生する可能性が高いのです。

 

2-2.音が響きにくい楽器やイヤホン接続できる楽器を演奏する人

2つめの特徴は「音が響きにくい楽器やイヤホン接続できる楽器を演奏する人」です。

 

楽器可物件では、演奏可能な楽器の種類が制限されている場合があります。

たとえばピアノやバイオリン、イヤホンに接続できるような楽器は許可されていて、打撃音が響いてしまうドラムや、比較的音量の大きい金管楽器は禁止、と決められていることがあるのです。

 

マンションによって制限されている楽器は異なりますが、音量が調整できる楽器やイヤホン接続して外部に音を出さないような楽器を演奏する人に「楽器可物件」は向いていると言えるでしょう。

 

3.一人暮らしで「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」に向いている人

次に「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備物件)」に向いている人の特徴を解説します。

▼「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」に向いている人

  • 高い家賃を支払ってでも大きな音を出して楽器演奏したい人
  • 時間を気にしないで自分のタイミングで演奏したい人

3-1.高い家賃を支払ってでも大きな音を出して楽器演奏したい人

1つめの特徴は「高い家賃を支払ってでも大きな音を出して楽器演奏したい人」です。

 

時間、楽器の制限がない防音完備物件は楽器演奏を前提とした部屋づくりになっているので、同じ条件の部屋と比べたときに家賃が高い傾向にあります。壁の素材や床の構造を防音性の高い素材にしたり、部屋の中に防音ユニットを設置したりするなど、防音設備を整えているため、どうしても高くなりがちなのです。

 

家賃が高くても、練習するときには実際に音を出して演奏したい場合や、楽器の種類上、演奏時にボリュームが大きくなってしまう楽器などを自宅で練習したい場合には、時間、楽器の制限がない防音完備物件を選ぶのがおすすめです。一方であまり大きな音を出して楽器の演奏をしない人は、オーバースペックになってしまうでしょう。

 

3-2.時間を気にしないで自分のタイミングで演奏したい人

2つめの特徴は「時間を気にしないで自分のタイミングで演奏したい人」です。

 

時間、楽器の制限がない防音完備物件では楽器演奏を前提にして建築されているため、マンションの規則で演奏時間が決められていることはなく、24時間いつでも楽器演奏をすることができます。防音設備が整っているマンションでは、楽器演奏の音をしっかり防音してくれるため、ほかの入居者に対して騒音問題などの迷惑になることもほとんどないのです。

 

そのため、時間、楽器の制限がない防音完備物件は自分の演奏したいタイミングで好きな時間に練習したい人に向いているでしょう。

 

ちなみにサウンドプルーフでは、以下のように防音対策が整った賃貸マンションをご提供しています

 

▼サウンドプルーフの防音完備の賃貸マンションの特徴

◆24時間楽器演奏可能

ピアノやギターはもちろん、ドラム演奏やバンド演奏が可能な物件も揃っています。隣近所を気にすることなく、おもいっきり楽器の練習ができるので上達も早まりますよ!

◆世界トップレベルの防音性

コンサートホールと同じ多重防音構造を採用しています。特許に裏付けされた高い技術力で防音ができるので、音漏れを心配する必要がありません。

◆こだわりの防音設計

床、壁、天井、玄関ドア、窓、換気システムに至るまで、あらゆる部分に徹底した防音対策を実施しています。それだけでなく、十分な収納スペースなど、住みやすい環境が整っています。

ぜひ楽器演奏ができるサウンドプルーフのマンションをご検討ください。

 

4.一人暮らしで「楽器相談可物件」に向いている人

 

次に「楽器相談可物件」に向いている人の特徴を解説します。

▼「楽器相談可物件」に向いている人

  • 楽器をほとんど演奏しないけれど、もしかしたら演奏するかもしれない人
  • イヤホン接続できる楽器を演奏できる人

 

4-1.楽器をほとんど演奏しないけれど、もしかしたら演奏するかもしれない人

1つめの特徴は「楽器をほとんど演奏しないけれど、もしかしたら演奏するかもしれない人」です。

 

特別な防音構造ではない楽器相談可物件は、「楽器をほとんど演奏しないけれど、もしかしたら演奏するかもしれない」という意向のある人の需要を逃さないための策である場合が多いのです。大家さんは空き部屋を作りたくないために、「たまに楽器を演奏する人」でも入居を決めてくれるようにしているのです。

 

このようなマンションは防音設備が整っているところもありますが、防音設備が整っていないケースが多いので、楽器演奏をすれば、ほかの入居者への音漏れは発生してしまうでしょう。それほど演奏しないけれど、ごくまれに演奏するかもしれない人は、常識の範囲内の音量と時間帯を守って演奏できるのであれば、楽器相談可物件に向いているといえます。

 

4-2.イヤホン接続できる楽器を演奏する人

3つめの特徴は「イヤホン接続できる楽器を演奏する人」です。

 

楽器相談可物件は楽器演奏を前提に造られていないため、防音設備が整っていないケースがほとんどです。

さらに楽器可物件のように遮音性があるわけではないので、音を出して楽器を演奏すればほかの入居者にかなり大きい音で音漏れしてしまいます。どれほど小さい音で楽器を演奏しても、隣人に音漏れする可能性はあり、トラブルに発展するリスクもあります。

 

サイレント楽器や、イヤホン接続できる楽器があれば、空気を通して伝わる「空気音」はなくなるので、ほかの入居者の迷惑にならずに楽器演奏ができますよ。

 

したがって、楽器の生音を出さず、イヤホン接続して演奏できる人には楽器相談可物件が向いています。

▼あわせてお読みください

以下の記事ではマンションでも静かに演奏できる楽器をご紹介しています。

ぜひあわせてお読みください!

「マンションで演奏する際の防音対策と楽器OKなマンションの特徴4つ」

 

5.「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」「楽器相談可物件」の中から防音性の高い一人暮らし物件を選ぶ5つのポイント

「楽器可(時間や楽器の種類に制限あり)物件」もしくは「楽器相談可物件」を探す際には、選ぶポイントを意識して探す必要があります。なぜなら楽器可物件楽器相談可物件では、楽器演奏することが前提になっておらず、防音設備が整っていないケースが多いため、できるだけ防音設備以外の部分で防音性の高い物件を選ぶ必要があるからです。

 

そこで、5章では「楽器可(時間や楽器の種類に制限あり)」「楽器相談可」の物件探しをする際に、防音性の高い物件を選ぶ際のポイントを解説していきます。

▼「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限あり)」「楽器相談可物件」の中から防音性の高い物件を選ぶ5つのポイント

  • 「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄骨鉄筋コンクリート造」の物件を選ぶ
  • 壁の厚さが18cm以上かどうか確認する
  • 二重サッシ(三重サッシ)になっているかどうか確認する
  • 隣の部屋と接している境界部分に「空間」があるか確認する
  • 床のコンクリートの厚さが18cm以上あるかどうか確認する

それでは詳しく見ていきましょう。

 

5-1.「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄骨鉄筋コンクリート造」の物件を選ぶ

「鉄筋コンクリート造」とは、主に柱や梁、床、壁が鉄筋とコンクリートで構成されており、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めて造られた物件のことです。

また「鉄骨鉄筋コンクリート」とは、鉄骨の柱の周りに鉄筋を組んで、コンクリートを打ち込んである物件のことをいいます。

 

建物の構造は防音力に大きく関係しており、鉄骨造、木造に比べて、この2つの構造は、防音性が高いといえます。なぜなら以下の違いがあるためです。

 

▼構造と防音性の違い

構造

防音性

木造

  • 木造は柱や梁などの構造体に木を利用している。
  • 木材は音を通しやすい性質なので、防音性が低い傾向にある。

鉄骨造

  • 柱や梁などの骨組みに鉄骨を利用している。
  • 外壁にコンクリートを使用していないという点で、「鉄筋コンクリート」や「鉄骨鉄筋コンクリート」よりも防音性が低い。

鉄筋コンクリート造
鉄骨鉄筋コンクリート造

  • この2つの構造は、コンクリートが使われている。コンクリートの壁や床は密度が高いため、音が通りにくく、防音性に優れている。
  • 特に低音をしっかり遮断してくれる

したがって防音性の高い物件を探す際には、「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄骨鉄筋コンクリート造」の物件を選ぶようにしましょう。

 

5-2.壁の厚さが18cm以上かどうか確認する

壁の厚さが18cm以上あるかどうかを確認することで、防音性が高いのかどうかがわかります。

 

壁が薄いと、楽器を演奏した音が壁にぶつかった際に、壁を通過して外に漏れやすくなってしまいます。

一方で壁が厚ければ、その分音が壁を通過しにくくなり、防音性が高くなるのです。

 

ただし、先述した鉄筋コンクリート造、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションでなければ、壁が厚くても音漏れしやすくなってしまいます。

そのため、鉄筋コンクリート造、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造で、尚且つ、壁の厚いマンションを選ぶようにしましょう。

不動産会社や大家さんにお願いして、竣工図という図面を確認してもらうと、壁の厚みについて具体的な数値がわかりますよ。

 

5-3.二重サッシ(三重サッシ)になっているかどうか確認する

そもそも二重サッシとは、窓枠と窓が二重になっているものです。

物件が二重サッシになっているかどうか確認することで、防音性が高いのかどうかを知ることができます。

 

というのも、窓は壁よりも薄いので音が伝わりやすく、サッシが1枚あるだけではサッシのレースの隙間やサッシ枠の隙間、サッシの合わせ目などから音が漏れだしてしまいます。

 

そこで以下の写真のような二重サッシにすることで、外側の窓と内側の窓のあいだに空気層をつくります。そうすることで、楽器演奏時の音を、空気層によるクッション効果で通しにくくできるのです。

 

実際、大きな幹線道路近くのマンションや、飛行機が真上で飛ぶような空港付近のマンションでは、二重サッシが採用されてることが多く、それほど防音効果は高いといえます。

 

上記の写真のように、窓とサッシが二重になっているかどうかを不動産会社に確かめるようにしましょう。もしくは内覧時に確認することをおすすめします。

 

5-4.隣の部屋と接している境界部分に「空間」があるか確認する

隣の部屋と接している境界部分に「空間」があるかどうか確認することで、防音性が高いかどうかがわかります。

 

隣の部屋との境界部分が壁同士で接していると、壁から音が伝わりやすくなってしまいますが、隣の部屋とのあいだに廊下やトイレ、クローゼットがある部屋にすると、自分の部屋と隣の部屋との間に空気層ができて、クッションとなり、演奏時の音の伝わりを和らげてくれるのです。

 

大家さん、もしくは不動産会社に対して、隣の部屋との境界部分が壁同士で接していないかどうか、境界部分に廊下、トイレ、クローゼットなどの「空間」があるかどうかを確認するようにしましょう。

5-5.床のコンクリートの厚さが18cm以上あるかどうか確認する

防音性が高い物件かどうかは、床のコンクリートの厚さが18cm以上あるかどうか確認することで、わかります。

 

マンションの構造が防音性の高い鉄筋コンクリート造、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造である前提ですが、壁と同じで床も、薄いと階下の住民に音が伝わってしまいやすいのです。

一方で床に厚さがあれば、音が通りにくくなり、防音性能が高まります。

 

不動産会社や大家さんにお願いして、竣工図という図面を確認してもらうようにしましょう。

 

6.一人暮らしの「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」を選ぶ際の2つのポイント

「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」は楽器演奏することを前提に建築されているので、防音性能が高いということを先に述べましたが、とはいえ物件によって防音設備の善し悪しがある、というのが実際のところです。

防音設備がついているからといって、すべての防音完備物件で音が響かないとは限りません。

 

そこで6章では、楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)を選ぶ際にしっかり防音してくれる物件を選ぶためのポイントをお伝えします。

▼一人暮らしの「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」を選ぶ際の2つのポイント

  • 「遮音等級」がD-65以上の物件を選ぶ
  • 「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄筋鉄骨コンクリート造」の楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)を選ぶ

 

6-1.「遮音等級」がD-65以上の物件を選ぶ

「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」を選ぶ際には、「遮音等級」がD-65以上の物件を選びましょう。

 

「遮音等級」とは、建物の遮音性能がどれくらいなのかを表す指標です。

 

遮音等級によって、以下のように防音性が変わり、D-65以上になると、楽器の演奏はほとんど他の部屋に聞こえなくなります。

そのためD-65以上の遮音等級の楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)であれば、安心して楽器演奏をすることができます。

但し、グランドピアノやプロのピアニストが演奏する場合は、1~2ランク上の性能(D-70~D-75)が必要になります。

 

遮音等級 ピアノ・ステレオ等の大きい音 TV、会話などの一般発生音
Dー85 聞こえない 聞こえない
Dー80 聞こえない 聞こえない
Dー75 聞こえない 聞こえない
Dー70 ほぼ聞こえない 聞こえない
Dー65 通常では聞こえない 聞こえない
Dー60 ほとんど聞こえない 聞こえない
Dー55 かすかに聞こえる 通常では聞こえない
Dー50 小さく聞こえる ほとんど聞こえない
Dー45 かなり聞こえる かすかに聞こえる
Dー40 曲がはっきりわかる 小さく聞こえる
Dー35 よく聞こえる かなり聞こえる
Dー30 大変よく聞こえる 話の内容がわかる
備考 音源から1mで90db前後を想定 音源から1mで75db前後を想定

ただし楽器の種類によっては演奏したときのボリュームが大きいため、遮音等級はD-80以上の物件を選ぶようにしましょう。たとえば、ドラムなどの打楽器やトランペットなどの金管楽器は演奏時のボリュームが大きいためD-85以上の物件がおすすめです。

 

「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)」であれば基本的には不動産会社が遮音等級を教えてくれるので、担当者に聞いてみましょう。

 

6-2.「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄筋鉄骨コンクリート造」の楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)を選ぶ

「防音性能の高い物件」であると謳われていても、「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄筋鉄骨コンクリート造」の楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)を選ぶようにしましょう。

 

なぜなら防音性能が高い物件とはいえど、木造や鉄骨造だと防音性能はコンクリート造よりも低く、音漏れしてしまう可能性があるからです。

▼構造と防音性の違い

構造

防音性

木造

  • 木造は柱や梁などの構造体に木を利用している。
  • 木材は音を通しやすい性質なので、防音性が低い傾向にある。

鉄骨造

  • 柱や梁などの骨組みに鉄骨を利用している。
  • 外壁にコンクリートを使用していないという点で、「鉄筋コンクリート」や「鉄骨鉄筋コンクリート」よりも防音性が低い。

鉄筋コンクリート造
鉄骨鉄筋コンクリート造

  • この2つの構造は、コンクリートが使われている。コンクリートの壁や床は密度が高いため、音が通りにくく、防音性に優れている。
  • 特に低音をしっかり遮断してくれる

 

7.一人暮らし物件を内覧する際に音漏れしないか確認するための3つのチェックポイント

防音性に優れた一人暮らし物件を選ぶためには、内覧は必ずしましょう。

というのも、文字上の物件情報だけではなく、実際に防音性能を内覧時に確かめることで、より防音性能が高い物件を選ぶことができるからです。

 

「楽器可」「楽器相談可」どの物件の内覧でもできるチェックなので、ぜひ内覧時にやってみましょう。

 

チェックポイントは以下の3つです。

  チェック項目
部屋の中央で手を叩いて音が大きく跳ね返ってくるか
内覧している部屋から音を発してもらい、隣の部屋から音漏れがあるか
部屋の中で手を叩いてもらい、窓を閉めたときに外に音が漏れていないか

 

7-1.【チェックポイント①】部屋の中央で手を叩いて音が大きく跳ね返ってくるか

チェックポイント①は「部屋の中央で手を叩いて音が大きく跳ね返ってくるかどうか」です。

 

音が壁や床を通過して隣や上階、階下の部屋へと通り抜けてしまう場合には、音は跳ね返ってきません。

一方で、音がしっかりと跳ね返ってくる場合には、隣や真下、真上の部屋へ音が通り抜けずに、壁を反射して、防音できているということになるのです。

 

部屋の真ん中で手を叩いてみましょう。

手を叩いたときに、その音が自分に対して大きく跳ね返ってきた場合には防音性があるといえます。

 

7-2.【チェックポイント②】担当者に内覧している部屋から音を発してもらい、隣の部屋への音漏れがあるか

チェックポイント②は「担当者に内覧している部屋から音を発してもらい、隣の部屋への音漏れがあるかどうか確認する」です。

 

この確認方法は隣の部屋が空室になっている場合に限りますが、実際に隣の部屋に行って確認することで、体感として音漏れがどの程度あるのかを知ることができ、良い判断材料になります。

 

具体的には、不動産会社の担当者に内覧部屋から音を発してもらい、隣の部屋で確認しましょう。

スマートフォンで大きな音で音楽や動画を流してもらったり、手を叩いてもらったりすることで、防音性能を体感で知ることができます。

 

楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)であれば、一切聞こえないはずです。

楽器相談可物件や、楽器可物件での場合は、大きい音が少し聞こえるレベルであれば、防音性の高い物件といえるでしょう。

 

7-3.【チェックポイント③】部屋の中で手を叩いてもらい、窓を閉めたときに外に音が漏れていないか

チェックポイント③は、「部屋の中で手を叩いてもらい、窓を閉めたときに外に音が漏れていないかどうか確認する」です。

 

音の漏れ方を窓の外から確認することで、部屋の外に対して確実に防音できているのか、多少の音漏れがあるのかがわかります。

 

不動産会社の担当者に内覧部屋から音を発してもらい、ベランダから確認しましょう。

スマートフォンで大きな音で音楽や動画を流してもらったり、手を叩いてもらったりすることで、防音性能を体感で知れます。

 

楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)であれば、一切聞こえないはずです。

楽器相談可物件や、楽器可物件での場合は、大きい音が少し聞こえるレベルであれば、防音性の高い物件と判断できるでしょう。

 

8.まとめ

ここまで一人暮らしで楽器演奏できる物件を見つけるためのポイントを中心にご紹介しました。

 

ここで改めて本記事の内容をおさらいしましょう。

 

◆楽器演奏をしたい一人暮らし向け物件2つ

  • 楽器可物件
  • 楽器相談可物件

 

◆一人暮らしで「楽器可物件(時間や楽器の種類に制限のある物件)」に向いている人

  • 早朝、深夜に楽器演奏しない人
  • 音が響きにくい楽器やイヤホン接続できる楽器を演奏する人

 

◆一人暮らしで「楽器相談可物件」に向いている人

  • 楽器をほとんど演奏しないけれど、もしかしたら演奏するかもしれない人
  • イヤホン接続できる楽器を演奏できる人

 

◆一人暮らしで「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備物件)」に向いている人

  • 高い家賃を支払ってでも大きな音を出して楽器演奏したい人
  • 時間を気にしないで自分のタイミングで演奏したい人

 

◆一人暮らしの「楽器可物件」「楽器相談可物件」の中から防音性の高い物件を選ぶ5つのポイント

  • 「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄骨鉄筋コンクリート造」の物件を選ぶ
  • 壁の厚さが18cm以上かどうか確認する
  • 二重サッシ(三重サッシ)になっているかどうか確認する
  • 隣の部屋と接している境界部分に「空間」があるか確認する
  • 床のコンクリートの厚さが18cm以上あるかどうか確認する

 

◆一人暮らしの「楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備物件)」を選ぶ際の2つのポイント

  • 「遮音等級」がD-65以上の物件を選ぶ
  • 「鉄筋コンクリート造」もしくは「鉄筋鉄骨コンクリート造」の楽器可物件(時間、楽器の制限がない防音完備)を選ぶ

 

◆一人暮らし物件を内覧する際に音漏れしないか確認するための3つのチェックポイント

  チェック項目
部屋の中央で手を叩いて音が大きく跳ね返ってくるか
内覧している部屋から音を発してもらい、隣の部屋から音漏れがあるか
部屋の中で手を叩いてもらい、窓を閉めたときに外に音が漏れていないか

本記事が、楽器演奏ができる一人暮らし用物件をお探しの方のお役に立てれば幸いです。

 

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