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コラム 2019.06.11

マンションで出来るカラオケの防音対策3選

 

1. 防音専用のカラオケグッズを活用する

マンションでカラオケをしたくても、普通のカラオケセットだと音が大きくてご近所に迷惑をかけてしまいます。そのような場合は、防音専用のカラオケグッズを使ってみるという手があります。

防音専用のカラオケグッズであれば、口を覆うようにして歌うものや、音を吸収する素材がマイクに埋め込まれているものなど、歌声が外に漏れにくい構造になっています。そのため、声が外に漏れる心配をすることなく歌うことが可能です。

この専用カラオケグッズの相場は5,000~7,000円と手ごろです。しかし、肝心の防音性は低めで、大きな声を出して歌うことはできません。

 

2. 防音対策の工事をする

防音専用のカラオケグッズで対応できないほど歌いたいのであれば、部屋のあちこちに防音対策の工事をするという方法があります。その方法をいくつかご紹介しましょう。

吸音材を壁や床に取り付ける

室内の音反響を抑え外に漏れにくくする吸音材を壁や床に取り付けます。
床の場合はカーペットを引くだけでも防音、遮音効果があります。カーペットに吸音シートを重ねるとより効果的です。
壁用の吸音材には、ピンで刺したり壁に立てかけたりするだけで使える簡易タイプもあります。

カーペットやシートなどの材料と工事費用の相場は10,000~50,000円です。
壁の中に吸音材を敷き詰める場合は18万~25万ほどかかります。

防音機能のある床材に張り替える

カーペットを引くだけでは心もとないという場合は、今ある床材を防音機能のあるものに替える工事を行います。
その方法には、床材を張り替える・床材の下に遮音マットを敷く・吸音材を敷き詰めるといったものがあります。

これらの材料と工事の費用の目安は以下のとおりです。

・床材を張り替える:25万~30万
・遮音マットを引く:30万~60万
・吸音材を敷き詰める:35万~80万

既存のカーテンを防音カーテンに取り替える

防音カーテンは、特殊な織り方や布地を使ったもので音を吸収する効果があります。これを既存のカーテンと交換して使用することで、窓から音が漏れることを防いでくれます。防音カーテンの費用は8,000円~15万円です。

窓や窓のサッシを防音仕様のものに変える

既存の窓ガラスを防音仕様のものに取り換える方法です。防音機能のある窓ガラスには、異厚複層ガラスや防音機能のある中間膜を用いた防音ガラスがあります。また、窓のサッシを、音漏れを防ぐ二重サッシに変更することもできます。
窓を丸ごと取り替える場合は5万~13万円、既存の窓に1枚新設する場合は7万~15万円ほどかかります。

 

3. ダンボールの組み立て式防音室やレンタル防音室を設置する

物をこまごまと貼り付けたり工事したりするのは手間で嫌だという方は、専用の防音室を増築することをおすすめします。しかし、増築といっても、新しく部屋を作ることはなかなか困難です。

そこで、ダンボールでできた組み立て式のボックスを部屋に置いてみることもひとつの手です。このような防音室にはキットとして販売されているものがあり、約10万円で購入できます。
ただ、このダンボールボックスは、防音はできても温度調整や湿度調整はできないのが難点です。

他に、レンタル防音室というものもあります。ダンボールよりも頑強な素材でできており、こちらもジョイントパネルを組み立てて作ります。こちらは作業員が3人で取り掛かっても、組み立てには3時間程度かかるようです。

また、レンタルする場合は、1ヵ月で2万2,000円~2万5,000円ほどかかります。さらに不要になって返却する時にも、運送料や解体費といった追加費用が必要です。購入するのであれば、サイズや機能性によって40万~300万と、かかる費用に幅があります。

 

まとめ

はじめから防音対策のしてあるマンションに住むのがお得!

上記のように、防音対策をしっかりしようとすればするほど費用がかかります。それならカラオケボックスに毎日行けばいいと考えるかもしれませんが、それではフリータイムが約2,000円として、2,000×365日=73万円です。月々にすると約6万円もかかります。

しかし、東京にある防音対策の施されたマンションの家賃は、一番安い物件で7万7,000円、一番高い物件なら15万5,000円で、平均9万円/25㎡です。
しかも、これらのマンションはカラオケレベルでなく、本格的な楽器が演奏できるような防音設計がされています。家賃は通常のマンションより高めでも、後から行う場合の工事にかかる出費とその機能性を比較すると、防音対策の施したマンションに住むほうがお得といえるでしょう。

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