
運動不足の解消やダイエット、トレーニングの一環として、自宅でも手軽に運動ができるよう、ランニングマシン・ルームランナーを導入したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、マンションなどの賃貸物件では階下や隣室に振動が伝わってしまい迷惑になってしまったり、騒音トラブルの原因になってしまったりといった影響も気になるところです。
そこで今回は、賃貸でのランニングマシン使用によって実際にどのような影響があるのか、賃貸で可能な防音・防振対策やおすすめの防音マンションも合わせてご紹介していきます。
1. 賃貸でランニングマシンはNG?起こる影響
アパートやマンションなど、賃貸物件でランニングマシンを使用した場合に考えられる影響としては、
・着地の際の振動
・モーターの音による騒音
の2つが挙げられます。
特に注意しなければならないのが、振動として伝わってしまう着地音ですね。
賃貸物件では騒音によるトラブルが多くありますが、中でもランニングマシンの着地音も含め、子どもの足音や家電の振動など、床や壁が振動することで伝わってしまう音は、話し声やテレビの音などのような空気によって伝わる音に比べて防ぎにくく、階下に影響しやすいでしょう。
1-1. 建物構造ごとの音の響き方
賃貸物件と一口に言っても、その構造によって音の響き方には差があります。
建物の防音性はその密度によって左右されるため、コンクリートで満たされていて気密性の高い鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)・鉄筋コンクリート(RC)造の物件は遮音性が高く、次いで軽量鉄骨造、そして一番遮音性が低いのが木造物件とされていますね。
しかし、鉄筋コンクリート造の物件であっても、前述した振動音は壁や床を振動させることで伝わるため、完全に防ぐことは難しいでしょう。
賃貸でのランニングマシン使用の際には、建物構造以外にも様々なポイントに注意して対策を行ったり、物件を選んだりする必要があります。
2. 賃貸で使うランニングマシン選びのポイント
賃貸でランニングマシンを使用したい場合には、マシン自体の選び方も重要です。
導入の際は、次のポイントを意識してなるべく音の影響が小さい製品を選ぶようにしましょう。
2-1. モーター音が小さいものを選ぶ
まずは、モーター音の対策です。
ランニングマシンの中には電力を使わず自分でベルトを動かす自走式のものや、電動式でも静音モーター搭載でモーター音が小さくなっているものもありますので、周囲への配慮のためにそういったタイプを選ぶのが良いでしょう。
2-2. 衝撃吸収力の高いものを選ぶ
振動の対策としては、ベルトが多層構造になっているなど、衝撃吸収力が高く着地の衝撃を和らげてくれるマシンを選ぶのが重要です。
近年ではリーズナブルに購入できるマシンも多くありますが、低価格帯では衝撃吸収力が低いものもあるため、価格だけで選択するのではなく、しっかりと機能や構造までチェックして騒音の影響が少ないものを選択すると良いですね。
3. 賃貸でできるランニングマシンの防音対策
マシン選びとともに周囲への影響を抑えるために重要なのが、防音への対策や工夫を行うことです。
防音性能の高いマシンを選んでも使い方に配慮しなければ、騒音や振動によるトラブルを招いてしまうこともあるでしょう。
3-1. できれば1階に住む
振動は階下への影響が特に大きいため、ランニングマシンを使用したい場合は1階に住むというのもリスクを抑える方法のひとつです。
しかし、もちろん騒音・振動は壁や天井を通じて隣室や上階にも影響があります。
階下に誰もいないからといって、自由に使用しても大丈夫というわけではありませんので注意しましょう。
3-2. 防音・防振できるマットやパネルを敷く
ランニングマシンは直接床に置くのではなく、マットを敷いて衝撃を抑えましょう。
特に、防音・防振機能があり、しっかりと厚みのあるものがおすすめです。
ランニングマシンのような重量のあるものは、そのまま置けば床に傷やへこみができてしまうこともあります。
マットがあれば床を保護することもできますので、そういった面でも必須と言えるでしょう。
3-3. 走る時間に気を付ける
最低限の配慮として、使用する時間帯にも注意が必要です。
睡眠の妨げになったり、音が気になりやすかったりする夜間や早朝などの時間帯は避け、日中などできるだけ迷惑が掛かりにくい時間帯に使用しましょう。
また、できる限り影響が少なく済むよう、長時間の使用も控えることをおすすめします。
3-4. 走り方に気を付ける
衝撃の大きさは、走り方によっても変わります。
大股でドタドタ走るのではなく、できるだけ音を立てずに衝撃を小さくして走れるよう、美しいフォームを意識し、つま先だけで走るようなイメージをすると良いでしょう。
衝撃が少ない走り方は自身の身体への負担も和らげることができるため、一石二鳥ですね。
また、マシンのスピード設定も自分に合った速さにすることで、衝撃の大きい走り方になってしまうのを防ぐことができます。
4. 賃貸でトレーニングしたい人は防音マンションがおすすめ!
賃貸物件でもトラブルを避けてランニングマシンを使用したいという場合、マシン選びや走り方など、ある程度は対策によって影響を抑えることは可能です。
しかし、鉄筋など気密性の高い構造であっても、振動音を完全に無くすということは難しいでしょう。
「騒音トラブルを避けたい」
「ランニングマシンでのトレーニングをはじめ、フィットネスやダンスを自宅で気兼ねせず楽しみたい」
そんな防振防音性能を重視した暮らしを理想とする方には、防音賃貸物件を利用するのもおすすめです。
防音賃貸マンション「サウンドプルーフ®」では、コンサートホールと同様の多重防音構造と壁や天井、窓、ドアに至るまで徹底した防音設計により、高い防音性能にこだわった防音賃貸物件をご提供しております。
着地衝撃音などの抑えにくい影響も、サウンドプルーフの中でもより高い遮音・防振性能を持つ三重防音構造の物件であれば、騒音や振動を大きく気にすることなく快適にランニングマシンを使用することができるでしょう。
賃貸物件で暮らす中で騒音の問題が気になる、トラブルの心配をせずランニングマシンを使用したいという方は、防音賃貸物件という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
5. 防音マンションをお探しの方は「サウンドプルーフ」へ!
今回は賃貸物件でもランニングマシンを使用したいという方に向け、ランニングマシンの周囲への影響と、マシンの選び方や走り方など、影響を抑えるための対策方法を詳しくご紹介しました。
ランニングマシンによる振動の影響は大きく、対策を行っても完全に騒音を抑えることは難しいでしょう。
しかし、高い性能を持つ防音賃貸物件であれば、ランニングマシンでのトレーニングはもちろん、それぞれの趣味やライフスタイルに合わせて充実した暮らしを叶えることが可能になります。
より防音・防振性を重視しており、騒音のストレスやトラブルなく生活したいという方は、ぜひ「サウンドプルーフ」の防音マンションをご検討ください。