
憧れがあり、バンドを始めてみたいという方はもちろん、バンド活動を続けている中でメンバーから脱退者が出てしまったなど、バンドのメンバーをお探しの方にとって、バンドメンバーの探し方はお悩みのひとつではないでしょうか。
そこで今回は、バンドメンバー募集サイトなど、バンドメンバー募集の方法についてご紹介していきます。
自分に合った募集方法を利用して、最高のバンドを組めるように全力で取り組んで頂ければと思います。
1. バンドメンバーの探し方

それでは早速、バンドメンバーを探す際の募集方法について、主な探し方をいくつかご紹介します。
1-1. メンバー募集サイトを利用する
まず、バンドメンバー募集の際に主流とされているのが、メンバー募集サイト(略称:メンボ)です。
インターネット上で投稿を行うだけで手軽にできる方法で、多くの人の目に止まるため効率的にメンバーを見つけやすいでしょう。
サイトも多くありますので、後の章にて、おすすめのサイトについてもご紹介します。
1-2. スタジオやライブハウスに張り紙をさせてもらう
スタジオやライブハウスなど、バンドマンが集まる場所で、メンバー募集の掲示をする方法も一般的です。
自分たちの行動範囲にある場所での掲示になるため活動範囲が近いメンバーを募集しやすく、スタッフと顔見知りであれば条件に合う人を紹介してもらえたりする可能性もあります。
こちらも無料で手軽に出来る方法のため、インターネット募集と併用するのも良いですね。
ただ、掲示スペースには限りがあるため順番待ちとなる可能性があることや、スタッフと顔見知りである程度の信頼関係がないと掲示を断られてしまう場合もありますので注意しましょう。
1-3. YoutubeやX(旧Twitter)などのSNSを利用する
近年では、YoutubeやX(旧Twitter)など、SNSでのバンドメンバー募集も盛んです。
SNSは広く普及しており利用者も多いため、投稿を目にする人の数が多いことはメリットと言えるでしょう。
特にYouTubeなどの音声・動画を投稿出来るSNSで実際に自分の演奏などを公開しながら募集を行うと、音楽性や演奏力を伝えることができ、似た音楽性を持つ人と出会える可能性も高まります。
同様に、プロフィールや投稿などで好きな音楽などを伝えるのもおすすめです。
1-4. 友人・知人からの紹介
音楽をやっている仲間など、友人や知人にバンドメンバーを募集していることを話し、紹介してもらうというのもひとつの方法です。
友人や知人からの紹介であれば人柄なども事前に知りやすく、また連絡が途切れてしまう、ドタキャンされるといった不安も少ないでしょう。
ただ、万が一加入後にトラブルがあった際には紹介してくれた友人との関係にまで影響が出てしまうという可能性もゼロではありませんので、他の方法と同様に慎重に判断しましょう。
2. 効率の良いバンドメンバー探しに!メンバー募集サイトがおすすめ

前述したように、バンドメンバー探しの主流と言われるのが、バンドメンバー募集サイトです。
効率よくバンドメンバーを探すにはまず利用したいおすすめの方法ですが、どのような募集方法にも、メリット・デメリットは存在するでしょう。
ここでは、そんなバンドメンバー募集サイトのメリット・デメリットをご紹介していきます。
2-1. メリット
バンドメンバー募集サイトのメリットとして挙げられるのは、次のような点です。
・多くの人に見てもらいやすい |
まずは、インターネット上での募集となるため多くの人に見てもらいやすいということです。
自分の知り合いやツテを頼って募集すると、どうしても募集の範囲が狭くなってしまいますが、募集サイトを使うことによってそういった制限がなくなります。
また、スマホやパソコンがあれば募集が可能で、メンバー募集のチラシを作成したり、ライブスタジオ等に掲示させてもらう交渉等の必要がないため、手軽に募集が可能です。
通信費以外にコストがかからないというのは、大きなメリットではないでしょうか。
もう一つの手軽な点は、募集要項の修正が直ぐに行える点です。
色々な問い合わせを受ける中で、もう少しこういった文言を足しておけば不要な問い合わせは減らせるだろうと思った時に、募集サイトですと直ぐに修正をすることが可能です。
問い合わせを受けながら、より精度の高い募集要項へと修正を行えることは大きな利点です。
2-2. デメリット
デメリットとしては、以下のような点があります。
・相手の演奏レベルが分からない |
まずは、実際に相手の演奏を聞いていないため、演奏レベルやどういった音楽性なのか?といったことが分かり辛いという点です。
何度もメッセージや電話で確認を行っても、実際に演奏を聞いてみないことには判断が付きません。
動画を送ってもらって確認をしたという方もいらっしゃったのですが、他人の動画を送ってきており、実際の演奏は酷かったという面白い意見もありました。
何故、最終的にバレるのにそのようなことをするのか分かりませんが、動画を見ているから演奏技術は大丈夫とは言えないようです。
また、インターネット上の出会いということで、どうしてもドタキャン等のバックレ行為が多発してしまう可能性があります。編集部が取材させて頂いた中でも、多くの利用者の方がバックレに合ったという結果でした。
対策としては、できるだけ携帯電話の番号を聞くということだそうです。LINEだけしか知らない場合、ブロックされてしまえば連絡の取りようが無いのですが、携帯番号までしっかりと聞いておくとバックレ率は下がるとのことでした。
顔の見えない相手のため、ビジネス勧誘などのトラブルにも注意が必要ですね。
編集部が取材を行った中では、自己啓発セミナーに誘導してくる人がいたという情報を得ております。最初はバンド活動に取り組んでいても、途中から方向性が変わるような方がいたら注意した方が良いでしょう。
3. おすすめのメンバー募集サイト5選!
メリット・デメリットも知った上でバンドメンバー募集サイトの利用に興味が出た方もいらっしゃると思います。
しかし、メンバー募集サイトには様々なものがあるため、初めてでどれを利用したらよいか分からないということもあるでしょう。
ここでは、おすすめのメンバー募集サイトを5つ、厳選してご紹介させていただきます。
3-1. OURSOUNDS

画像引用:OURSOUNDS
OURSOUNDSは、2005年にスタートした人気サイトです。
おそらく、音楽を演奏される方であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
都道府県やテーマ(初心者、シニア、おやじバンド、社会人)で検索することができるので、より自分に適した環境を求めることが可能です。
また、募集と加入どちらを希望しているのかが一目瞭然なので、非常に分かりやすくて見やすいサイトとなっています。
バンドメンバー募集を考える方には、是非登録をしておいて頂きたいサイトです。
3-2. バンドちゃんねる

画像引用:バンドちゃんねる
プロフィールがとても詳しく記載されているのが特徴の募集サイトです。
OURSOUNDSと比べると会員数は少ないですが、募集の要項がしっかりと書かれている投稿が多く、ミスマッチを防ぎやすいためおすすめです。
実際の利用者に取材を行った所、写真を何も載せていない時よりも、バンドに関係する写真やイラストを載せている投稿の方が問い合わせ数が多かったとの意見を頂きました。
利用される方は、是非参考にしてみて下さい。
3-3. バンドちゃんねる

画像引用:ROCKJOINT
ROCKJOINTは、バンドメンバー募集交流会やライブイベント、バンドサークルなど、様々なイベントを全国で企画・運営している団体です。
イベント企画団体ではありますが、運営しているメディアサイト上で活動地域・パートなどから検索できるメンバー募集掲示板も利用することができます。
また、近年ではバンドメンバーマッチングアプリもリリースしているため、そちらを利用するのもおすすめです。
3-4. メンボネット

画像引用:メンボネット
メンボネットは、個人でもグループでも法人でも無料で自由に利用できるバンドメンバー募集・関連情報の交換サイトです。
無料のアカウント登録を行うことで投稿やメッセージの送信ができ、バンドメンバー募集の記事を投稿した投稿者あてにメッセージを送ったりすることでやり取りが可能です。
募集パートから作詞・作曲などのクリエイター募集、コピーバンドやプロ志向といった活動スタイルまで幅広いカテゴリで検索ができるため、志の合うメンバーとマッチしやすいでしょう。
3-5. ジモティー

画像引用:ジモティー
地域の情報に特化した掲示板ジモティーでは、不用品の譲り先などを見つける使い方が周知されていますが、その他にも例えばペットの里親募集や求人募集、お店やスクール情報、イベント情報など、多数の地域情報が掲載されています。
バンドメンバー募集も、そのうちのひとつです。
都道府県・市区郡や駅名などから地域を限定して情報検索が可能で、活動場所の近いメンバーを探しやすいでしょう。
4. バンドメンバー探しを成功させるコツ
利用者の多いバンドメンバー募集掲示板を見ていただいても分かるように、数多くの人が、バンドメンバーを募集しています。
競争率が高く、またインターネット上で音楽性やスタイルなどがマッチするメンバーを見つけるのは非常に難しいとされる中で、バンドに合った必要なメンバーを獲得するためには、募集の際に様々な意識や工夫を行う必要があるでしょう。
バンドメンバー探しを成功させるためのコツとして、次のポイントを押さえておきましょう。
4-1. 事前にどんなバンドをやりたいかを明確にしておく
まずは、募集のための投稿の際にしっかりと記載できるよう、どんなバンドをやりたいのか、条件や希望を明確に決めておきましょう。
- 募集したいパート
- どんなジャンルの音楽をやりたいか(コピーであればやりたいアーティストなども)
- 活動範囲はどのあたりか
- 活動の頻度はどのくらいか
- どの程度のレベルを求めているか
など、最低限掲載したい内容については事前に細かく定めておくと良いですね。
4-2. 募集メンバーの詳細は細かく記載する
閲覧者のほとんどは、自分がこのバンドに応募しても良いのか?と不安な気持ちを持っています。
募集メンバーの詳細が細かく書かれている投稿は、真剣に募集をしていると感じられることはもちろんですが、そういった不安を払拭できる材料となり、閲覧者に好印象を与えられるでしょう。
募集文には、次の項目を最低限入れておきましょう。
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まずは、実際に相手の演奏を聞いていないため、演奏レベルや
募集文を書く際の注意点としては、自分の世界観を書きすぎないことです。
世界観の共有はバンド活動を続けて行く内に意識されるものですので、初めから世界観を全面的に押し出しても共感され辛いでしょう。
また、募集文は長すぎても最後まで読まれにくくなってしまうため、出来るだけ短く、シンプルに記載するのもポイントです。
4-3. 写真付きで丁寧に記載する

サイトによっては、写真の掲載が可能なサイトもあります。
人は、文章だけでなく写真からも多くの判断材料を得ることができるでしょう。
自分達の顔写真を載せるのは嫌という方も多くいると思いますので、その場合は全体を写している引いた構図の写真でも大丈夫です。
写真で伝わる雰囲気というのは文字だけでは伝えることのできない重要な要素ですので、ぜひ、投稿の際に活用して他のバンドと差をつけましょう。
写真を載せることや条件を詳細に書くことも重要ですが、募集文は丁寧に記載することも心がけましょう。
間違って記載をしたら書き直せば良いと軽く考えている方は注意が必要です。
応募者は数多くの投稿を閲覧しているため、自分の投稿が目に止まるチャンスは一度しかないと思って頂いた方が良いでしょう。
誤字脱字がある文章を掲載しているバンドに加入したいと思うでしょうか?タメ口で書かれている募集に応募したいと思うでしょうか?
たった一度のチャンスに賭けるという気持ちで、丁寧かつミスの無い文章を作り投稿するようにしましょう。
良く見せたいという思いもあるかもしれませんが、経歴などはありのままを書くことも重要です。
4-4. 応募にはすぐに反応し、即決しない
投稿に連絡や応募があったら、すぐに反応しましょう。
待たせている間に、他に行ってしまう可能性もあります。
まずはメッセージなどから情報を得て、会ってみるかどうかを判断しましょう。
条件を満たしている好印象の相手がいた場合でも、すぐに練習に参加してもらったり、加入を決めてしまうなど、焦ってはいけません。
人となりは会ってみないと分からないため、一度会ってみてから慎重に判断すると良いでしょう。
また、後からさらに良い人が連絡をくれるという可能性もゼロではありません。
より条件に合ったメンバーを探したいという熱量のある方は、事前に期間を決めておき、その期間内で一番良いと感じた人を選ぶといった方法もおすすめです。
5. メンバー募集中に欠かしてはいけない2つのこと
これまで色々なバンドメンバーの募集方法や、成功のコツなどをご紹介させて頂きました。
編集部が取材をする中で、バンドメンバー募集は想像しているよりも難しいという結論に達しました。
本当に良いメンバーを見付けるためには、ある程度の時間はかかるという認識を持って、次のことを意識しながらメンバー募集を行って頂く必要があります。
5-1. 自分達の状態を常に最高の状態にしておく

メンバーの数が足りないからといって、練習を行わないといったことは絶対に止めましょう。
メンバー数が揃わないとライブのステージに立つことは難しいかもしれませんが、音楽の創作活動、SNSへの情報発信、自分達の演奏技術の上達など、メンバーが揃っていなくてもできることはたくさんあります。
大切なのは、自分達が活動を続けて輝いているということです。
そういった輝きが無いバンドに魅力を感じる方はいないでしょう。
応募者がこのバンドに加入したい!と心から思ってもらえる最高の状態を常に維持しておく必要があります。
5-2. 諦めないことが最も重要!

メンバー募集に大切な最後の要素は「運」といった話を取材中に聞くことが多かったのですが、本当にその通りだと編集部も感じております。
新たな加入者を見付けるまでに半年以上かかったという話も聞くことがあったりと、自分達の求める加入者を選別すると時間は確実にかかるでしょう。
取材をしたバンド経験者の方々からは、変に妥協して加入させてしまうと上手くいかないことが多いという意見も見られました。
早くメンバーを見つけたいからといって、自分達の求める人物像に対しての妥協は止めましょう。
思うように応募が集まらないと、気持ちに焦りや不安が出てきてしまうものです。
そんな時は、メンバーが揃ってライブのステージで演奏している風景をイメージすると良いといったことを言われている方がおられました。
苦労の先に、自分達の求めている理想があるということをイメージできれば、焦りや不安も和らぐようです。
是非、辛くなった時には試してみて下さい。
6. 防音マンション賃貸「サウンドプルーフ」ならバンド練習可能な物件も!
「バンドメンバーが揃うまでに、本格的な活動に向けて演奏技術を向上したい」
「バンドメンバーが揃ったから早速みんなで練習がしたい!」など、バンド活動をするうえで欠かせないのが練習です。
しかし、個人での練習でもバンドで合わせての練習でも、大きな音が発生してしまうため、スタジオを借りたり、ライブハウスや防音設備のある公共施設を借りたりなど、周囲への騒音への配慮ができる場所で行わなければなりません。
スタジオなどのレンタルには費用もかかりますし、練習できる時間も限られてしまいます。
そんな時、楽器演奏OKの防音マンションであれば、自宅でいつでも気軽に練習が可能です。
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重低音や大音量でも安心できる三重防音構造であれば、ドラムなどの打楽器の演奏も可能で、各楽器を組み合わせたバンドでの練習にもご利用いただけます。
担当する楽器の上達のためいつでも練習できる場所が欲しい方、バンド練習を気軽に行える環境が欲しいという方は、防音マンションという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか
7. まとめ
今回は、バンドメンバー募集の方法や成功のコツを詳しくご紹介させていただきました。
メンバー募集サイトをはじめバンドメンバーを探す方法は様々ありますが、苦楽を供にするメンバーを探すことは簡単ではありません。
音楽という一つの芸術を作り上げる為には、メンバーの気持ちが一つになっていないと難しいと思います。
バンドメンバー探しは大変かもしれませんが、例え時間が掛かるとしても成功を信じて妥協することなく募集をして頂き、自分達の納得がいく人材を仲間として迎え入れて頂くことが一番良いでしょう。
仲間を迎え入れるための準備としての演奏技術向上にも、メンバー加入後にも、周囲を気にせず練習できる練習場所は欠かせません。
いつでも練習できるような環境を整えておきたいという方は、ぜひ「サウンドプルーフ」の防音マンションをご検討ください。










