コラム 2026.03.18
なぜ、サウンドプルーフステージは生まれたのか?

静けさの、その先にあるものを求めて。
私たちツナガルデザインは、これまで一貫して、防音と防振の本質に向き合ってきました。
音を遮ること。振動を伝えないこと。
それは、集合住宅において欠かすことのできない基盤であり、私たちの技術の原点でもあります。
けれど、数多くの住まいをつくり、数多くの音楽家や表現者の声に耳を傾けるなかで、私たちは次第に、ひとつの確信へと導かれていきました。
本当に求められているのは、ただ静かな空間ではない。
必要とされていたのは、音が美しく立ち上がり、演奏する歓びが深まり、創作の意欲までも静かに引き上げていく空間でした。
サウンドプルーフステージは、そうした気づきの先に生まれたブランドです。
防音の延長としてではなく、表現する人のための住まいを、もう一段深く考え直した先に辿り着いた、ひとつの答えです。
防音は、完成ではなく、前提である。
世の中では、防音空間はしばしば「どれほど音を漏らさないか」という尺度で語られます。
もちろん、それは重要です。
安心して暮らし、安心して奏でるためには、まず優れた防音・防振性能がなければなりません。
しかし、音楽家にとって空間の価値は、それだけでは決まりません。
日々向き合うのは、壁の外ではなく、壁の内側に生まれる音だからです。
一音を出した瞬間の響き。
余韻の消え方。
空間の中で音がどう返り、自分の感覚にどう触れるのか。
どれほど静かでも、音が曇る。
どれほど安心でも、響きが窮屈に感じる。
そのような空間は、表現者にとって、本当の意味で満たされる場所にはなりません。
私たちは、現場でその事実を幾度も教えられてきました。
すべては、現場の声から始まった。
第一線で活躍するプロミュージシャンが、当社の防音マンションへ住み替えたとき、語ってくださったのは、遮音性能そのものへの驚きだけではありませんでした。
”演奏していて気持ちがいい。”
”音の鳴り方が変わった気がする。”
”以前よりも、自分の表現が前へ進んでいる実感がある。”
その言葉に、私たちは深く心を動かされました。
空間が変わることで、音の感じ方が変わる。
音の感じ方が変わることで、練習の質が変わる。
そして、練習の質が変わることで、日々の意欲や創作への向き合い方までも変わっていく。
住まいは、単なる器ではない。
そこにある空間の質は、人の表現と時間の質そのものに触れていく。
また、より高い水準の音楽制作環境が求められる現場では、もうひとつの事実も見えてきました。
防音・防振が高い水準で成立していても、それだけで理想的な制作空間になるとは限らないということです。
求められるのは、遮ることだけではない。
音の反射、吸音のバランス、響きの品位、空間の整い方。
そうした要素まで丁寧に設計されてはじめて、音楽家にとって本質的に心地よい環境が生まれる。
私たちは、そのことを現場から学びました。
さらに、一般的な防音室について、演奏家や指導者から率直な声をいただくこともありました。
”静かではあるけれど、音が曇る。”
”響きに伸びやかさが足りない。”
”長く向き合っていると、感覚が閉じていくように感じる。”
それは防音を否定する言葉ではなく、
防音のその先にあるべき価値を示す声でした。
音を閉じ込めるのではなく、音楽を育てるために。
こうした現場の蓄積の中で、私たちの思想は少しずつ明確になっていきました。
防音空間とは、音をただ閉じ込めるための箱であってはならない。
そこは、演奏したくなる場所でなければならない。
創作が自然に始まる場所でなければならない。
そして、住まいでありながら、その人自身の表現が立ち上がる場所でなければならない。
サウンドプルーフステージは、この思想から生まれました。
防音・防振という確かな技術を基盤としながら、さらにその先にある音の質感、空間の品格、そして表現の心地よさにまで視線を伸ばした住まい。
それが、サウンドプルーフステージです。
私たちが目指したのは、性能だけで選ばれる空間ではありません。
住まう人の感性に、静かに深く届く空間です。
「ステージ」という名に込めた思想。
このブランドに、私たちは「ステージ」という名を与えました。
それは華美な演出のためではありません。
この住まいが、単に暮らすための空間ではなく、自分の表現と向き合い、自分の時間を育て、自分自身の感性を解き放つ場所であってほしいと願ったからです。
舞台とは、本来、誰かに見せるためだけのものではありません。
自分がもっとも自分らしくなれる場でもあります。
サウンドプルーフステージは、日常のなかに、そうした舞台性を静かに宿した住まいでありたいと考えています。
住まいでありながら、創作の場であること。
私的な空間でありながら、表現の起点であること。
静けさの中に、感性が立ち上がる余白を持つこと。
そのすべてを、この名前に託しています。
世界で最も、音楽家の感性に誠実な空間を目指して。
ツナガルデザインは、防音マンションをつくる会社です。
しかし、私たちが本当に向き合っているのは、建物そのものだけではありません。
音楽家や表現者が、もっと深く自分自身と向き合えること。
もっと自由に創造できること。
もっと美しく暮らし、もっと豊かに表現できること。
そのために、空間はどこまで寄り添えるのか。
私たちは、その問いを問い続けています。
防音と防振は、そのための出発点です。
けれど、私たちの関心は常に、その先にあります。
音が美しく鳴ること。
創作に没入できること。
日々の練習が義務ではなく歓びになること。
自宅でありながら、自分だけの舞台が静かに整っていること。
サウンドプルーフステージは、その思想をかたちにしたブランドです。
そして、それは完成ではありません。
現場の声に学び、空間の質を磨き続けること。
その積み重ねの先にこそ、私たちが本当に目指す未来があると信じています。
サウンドプルーフステージ桜新町
サウンドプルーフステージの第一弾である「サウンドプルーフステージ桜新町」は、カルチャー・流行の発信地「渋谷」駅へのアクセスが便利でありながら、上品で洗練された街並みが広がる東急田園都市線「桜新町」駅徒歩8分の好立地に位置します。
レンガ調タイルと木目ルーバーを配した外観は、高級感と温かみを感じさせ、曲線的なバルコニーとルーバーの組み合わせにより柔らかな印象とリズム感を表現。
住戸は、防音・防振・音響設計が三位一体となった最先端テクノロジーにより、広々としたリビング・ダイニングにてグランドピアノやギター、ドラムなどの楽器演奏、レコーディング、ライブ配信などを24時間お楽しみいただけます。
また、可動間仕切りにより寝室スペースもしっかりと確保できます。
このほか、エントランスホールでは音楽番組を24時間放送し、音楽雑誌も設置しています。
▼モデルルーム内覧のお申込みはこちら
https://www.soundproof.jp/modelroom/#anc_con


【サウンドプルーフステージ桜新町 概要】
マンション名:サウンドプルーフステージ桜新町
住所:東京都世田谷区弦巻4丁目22-16
最寄り駅:東急田園都市線「桜新町」駅より徒歩8分
東急世田谷線「上町」駅より徒歩14分
構造:鉄筋コンクリート造地上3階建て
総戸数:12戸
最後に
静かであることは、出発点にすぎません。
その先に、どのような音が生まれるのか。
どのような感情が芽生えるのか。
どのような時間が育っていくのか。
私たちは、そこまでを含めて設計したいと考えています。
サウンドプルーフステージは、音を閉じ込めるための住まいではなく、感性と表現を、静かに解き放つための住まいとして生まれました。
創業者メッセージ
私は、防音性能の高い住まいをつくりたいのではありません。
本当に目指しているのは、音楽や表現と共に生きる人の感性に、静かに寄り添う空間です。
音を遮ることは、出発点にすぎません。
その先に、音がどう鳴るのか。
その人が、どれだけ心地よく演奏できるのか。
どれだけ深く、自分の表現に向き合えるのか。
私たちは、そこまでを含めて住まいを考えたいと思っています。
サウンドプルーフステージは、その思想から生まれたブランドです。
住まいでありながら、感性の舞台であること。
静けさの中に、創造の歓びがあること。
その価値を、これからも追求し続けます。
ツナガルデザイン株式会社
代表取締役 大塚 五郎右エ門
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